製品情報

磁気応用製品

磁場キャンセラ装置

磁場キャンセラ装置は、直流磁界から交流磁界まで対応します。電子ビーム装置の磁場環境、電子顕微鏡の磁場環境に使用します。

MFC-4000 磁場キャンセラ装置
MFC-4000 磁場キャンセラ装置
概要

  • 高感度の三軸磁気センサが外乱の磁界を検出し、この外乱磁界と同じ大きさで逆方向の磁界が発生するように、キャンセルコイルに流れる電流を精密に制御し、外乱磁界を打ち消します。
  • 周波数特性が良好な当社独自の平行フラックスゲートセンサを採用
  • ゆっくりとした直流磁場変動から交流(商用周波数)の磁場変動を除去し、安定した磁場環境を作り出します。
特徴

  • 直流磁界から交流磁界まで対応
  • シールドルームに比べて低価格
  • 操作が簡単
  • 簡易組立方式なので簡単に設置、移設が可能
  • 構成:コントローラ、キャンセルコイル、磁気センサ、キャンセルコイル用架台(レベルアジャスタ付)
用途

  • 電子ビーム装置の磁場環境
  • 電子顕微鏡の磁場環境
キャンセル周波数範囲 DC~60Hz(60Hzにて減衰度 約1/20)
最大キャンセル磁界 10μT(各軸)
キャンセル空間 約100mm立方
センサ方式 平行フラックスゲート方式
外形寸法と質量 コントローラ 430(W)×100(H)×330(D) 約5kg
キャンセルコイル 1,000(W)×1,000(H)×1,000(D) 約28kg
磁気センサプローブ 35(W)×35(H)×35(D)mm
キャンセルコイル用架台 1,010(W)×500(H)×1,010(D) 約8kg
接続ケーブルの長さ 約5m
電源 AC100V(50/60Hz)

※プローブスタンドは撮影用です。
設置場所に合わせたコイル寸法などの仕様変更については、お問い合わせください。


磁場減衰特性の例
磁場減衰特性の例
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