よくあるご質問

磁界についてのご質問

磁界とは?

磁界とは、磁気の力が及ぶ空間で、直流磁界と交流磁界に分類しています。
直流磁界は、強さが一定に保持されている磁界やゆるやかに変化する磁界で、地磁気や永久磁石などがあります。
交流磁界は、磁界の強さが周期的に変化する場合で、送電線や変圧器(トランス)などの近くに発生しています。

磁界の検出方式にどんなものがある?

サーチコイル方式、ホール素子方式、フラックスゲート方式、磁気発振方式、その他の方式があります。
それぞれに長所短所があり、使い分けが必要です。

磁気発振方式とホール素子方式の違いは?

/ 弊社製の磁気発振方式 ホール素子方式
長所 ゼロ点のドリフトが非常に小さい 高磁界まで計測できる
微小磁界の計測に適している センサの形状が小さい
短所 高磁界の計測ができない ゼロ点の変動が大きいため使用する前にチェックが必要
センサの形状が大きい 微小磁界の計測には注意が必要

交流磁界の実効値表示と波高値表示の違いは?

一般家庭にきている商用電源のAC100Vは実効値です。これに√2(≒1.414)を掛けると最大値である波高値(141.1V)に換算できます。
同様に下図のような正弦波の交流磁界の実効値は、Bm/√2となります。
波高値

仕様に記載している直線性とは?

2点の基準磁界を結んだ直線間に、表示値がどれくらいズレているかを示します。
例えば、測定器のフルスケールが±200μT(マイクロテスラ)で直線性誤差が±1.0% of FSとすると、誤差は 200μT×±1.0%=±2μTとなります。
そこで、真の磁界として+100μTをかけたとき、測定器の表示は+102μTから+98μTの間の数値を示す可能性があることを表しています。

全磁力の計算方法は?

三軸磁界測定器の測定値をX、Y、Zとすると全磁力(合成磁界)は次のような式で計算します。
全磁力=√(X2+Y2+Z2)

磁界が及ぼす影響は?

直流磁界の影響は、カラーCRT画面の色ずれ、にじみ、電子顕微鏡の画像ずれ、MRIの画像ずれ です。
交流磁界の影響は、カラーCRT画面の揺れです。

磁界測定器についてのご質問

磁界測定器の選定ポイントは?

磁界はベクトル量のため、強さと方向があります。
そのために磁界測定器には、一軸測定器と三軸測定器があります。また、磁界の種類によって、直流磁界専用、交流磁界専用、直流/交流両用の3種類があります。
検出方法の違いで、数種類の磁界測定器がありますので、計測目的に最も適したものを選定することが大切です。

磁界測定器はどんなところで使われているか?

磁気シールド効果の測定、カラーテレビ、カラーCRTの調整ライン、送電線近辺の磁界測定 、精密部品の残留磁気測定


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