直流・交流磁界両用測定器

FM-1400A / FM-1600 （一軸）

直流磁界及び交流磁界（0～1000μT）を測定する一軸磁界測定器です。
モード切換スイッチでいずれかを選択して使用します。
センサ部は平行フラックスゲート方式を採用し、分解能は10nTで測定します。（写真はFM-1600です。）

FEATURE
特徴

  • 温度特性が良好で、パワーオン直後から使用できます。
  • レコーダ出力端子は、磁界の値を電圧に変換し出力します。
  • 測定レンジは、1000μT／100μTの2レンジ切換できます。
  • 1つのプローブで交流と直流の磁界が測定でき、波形モニタ出力端子はカップリング切換でDCカップリングの時は直流と交流磁界を出力し、ACカップリングの時は直流磁界をカットします。
  • FM-1400Aは測定モードの値を出力します。
  • FM-1600は測定モードと関係なく、DC出力とAC出力を同時に計測することができます。
  • RS-232CおよびGP-18インタフェース標準装備。

SPECIFICATION
仕様

有効測定範囲
DC磁界
0～±100／±1000μT切換
AC磁界
0～100／1000μT切換(rms)
分解能
10nT/100nT
DC磁界直線性
誤差±0.5% of F.S.
AC磁界直線性
誤差±1.0% of F.S.
AC磁界周波数応答
（F.S.時）
FM-1400A
±3.0%（20Hz～40Hz）
±1.5%（40Hz～120Hz）
±3.0%（120Hz～200Hz）
FM-1600
±3.0%（20Hz～30Hz）
±1.5%（30Hz～500Hz）
±3.0%（500Hz～1kHz）
電源
AC100V（50/60Hz）
外形寸法
本体
260mm（W）×99mm（H）×280mm（D）
プローブ
直径11mm、130mm、ケーブル長約3m
質量
約3.5kg
オプション
プローブスタンド（PS-100）

EXAMPLE
用途・事例

磁性材料メーカ磁性材料の磁気特性の評価

各種磁性材料の磁気特性の検査に使用します。材料の着磁状況や消磁後の残留磁気特性を評価します。一般的に磁気シールドルームや磁気シールドケースを使用した高精度な磁界計測が必要となります。

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